動脈硬化性疾患予防推進プログラム
ASCVD prevention promotion program
動脈硬化性疾患予防推進プログラムについて
動脈硬化性疾患予防推進プログラムは、動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)の予防と管理を目的としています。血圧、血糖、脂質の管理目標を共有し、病・診・薬連携を強化するためのお薬手帳・アプリを当NPOにて新規開発し、提供を開始しました。令和5年4月から道内20施設の医療機関と協力し、患者と医療従事者が情報を共有し管理目標の達成を支援する試みが開始しております。本プログラムを全道に広く普及させることで、効果的な予防策を実践し、ASCVDによる健康リスクを低減することを目指しています。
動脈の壁にコレステロールが蓄積し、血管が硬くなったり狭くなったりして起こる病気を動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)とよびます。心筋梗塞や脳卒中、腎臓の障害など、生命や日常生活に大きな影響を及ぼす病気がASCVDに含まれます。ASCVDを起こしやすくする要因が危険因子として知られており、その管理で予防ができ、適切な治療で進行を遅らせることが可能です。